長時間デスクワークをしていると、足が痛くなったり、むくんだりしがち。そんな悩みを抱えている方におすすめなのが「フットレスト」です。本記事では、デスクワークの足の悩みを軽減するフットレストの使い方を解説していきます。「フットレストってどうやって使うの？」「どんな使い方ができるの？」と思っている方はぜひ参考にしてみてください。

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デスクワークでよくある足の悩み

まずは、デスクワークでありがちな足の悩みとその原因について解説していきます。

足のだるさ・疲労感

長時間座って作業をしていると、足が疲れてだるく感じてきます。これは、同じ姿勢で動かずにいると筋肉が固まって血液やリンパ液の流れが滞り、疲労感が蓄積していくからです。実は、人間の筋肉は動いている状態がベストで、長時間動かずにいるのは苦痛。そのため、デスクワークは「重労働」であるとも言われています。

足のむくみ

足のむくみは立ち仕事だけでなく、デスクワークをしている人にもよく見られます。夕方になると脚がパンパンにむくみ、疲労感や痛みを伴うことも。足のむくみの原因は、病気や生活習慣など様々。デスクワークの場合は、同じ姿勢を続けることによって血液やリンパ液の循環が滞り、水分が停滞することが大きな原因であると考えられます。

足の痛み

デスクに長時間向かっていると脚が痛くなってくるという方もいます。原因は、上記で紹介した「足のだるさ・疲労感」や「足のむくみ」と同じく、筋肉が固まったことや血液の循環が滞ったことなどが考えられるでしょう。

血流不足が長引くと、ふくらはぎの筋肉がけいれんを起こすことも。また、長時間悪い姿勢で状態で座っていたことにより、神経が圧迫されて痛みを引き起こしている可能性などもあります。

足のムレ

夏場のデスクワークに多いのが、足がムレるという悩み。汗をかき、靴下と靴の中に湿気がこもることで発生するムレは、不快感が強いため集中力の妨げになります。

悩みを軽減するフットレストの使い方

ここからは、上記のような足の悩みを軽減するフットレストの使い方を紹介します。

①高さが合わない机と椅子が合うようにする

身長と比べて高すぎる机と椅子を使っている方は、足元にフットレストを置いて高さを合わせるという使い方ができます。高すぎる机と椅子を使っていると、足裏が地面につかないため、太ももの下が椅子で圧迫されることに。

その結果、血液やリンパ液の循環が悪くなり、足のむくみや疲労感、痛みなどが起こりやすくなります。足裏をしっかり付けて、太ももは地面と平行になるように調整しましょう。

②足を少し伸ばして座れるようにする

デスクの真下より少し奥にフットレストを置くと、足を少し伸ばした状態をストレスなくキープできます。フットレストがない状態で足を前に伸ばすと、足裏がつかず踏ん張れないため、姿勢が崩れがち。フットレストがあることで、腰回りの姿勢を保ったまま楽な姿勢をとることができます。

③素足でリラックスしながら仕事をする

「靴を脱いで仕事をしたいけど、従業員が土足で過ごす職場だから…」と悩んでいる方は、フットレストを置いて靴を脱いで素足を乗せるという使い方もできます。足ムレを防ぎつつ、靴の締め付けからも解放されるので、リラックスできるでしょう。クッション性の高い布製やプラスチック製など様々なタイプがあるので、好みに合うものを探してみてください。

④足裏を気持ちよく刺激しながら座る

フットレストには、デコボコしたものや突起のあるローラーがついたものなど、足つぼを刺激するデザインもあります。また、竹踏みのような細長い形で、ぐりぐりと足裏をマッサージしながら使用できるものも。足の疲労を感じたらすぐにその場でマッサージするという使い方もできますよ。

デスクワークを快適にするフットレストは使い方いろいろ

足の悩みがつきものなデスクワークにおすすめの「フットレスト」。さまざまな使い方で足の悩みの原因を解消して、疲労感やむくみ、ムレなどの軽減が期待できます。デスクワークによる足の悩みを抱えている方は、ぜひオフィスや自宅のデスクの下にフットレストの導入を検討してみてください。