つま先しか地面に届いてない状態や、バランスが悪くしっくりこない状態でデスクワークをしていませんか？そういったチェアの足つきの悪さは、「フットレスト」を使って改善できる場合があります。そこでこの記事では、足つきが悪いチェアに座るデメリットや、フットレストの魅力・メリットを紹介します。ワークチェアに満足できていない方はぜひ参考にしてみてください。

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足つきが悪いチェアに座るデメリットとは？

まずは、足つきが悪くてしっくりこないチェアに座るデメリットを紹介します。

太ももが圧迫されて足が疲れる

チェアの足つきが悪いと、足先や膝に重力がかかったり、膝に力を込めて足をつけようとしたりするため、腰の位置よりも膝が低くなります。その結果、チェアに太ももの裏が押し付けられ、足の血行が悪くなる可能性が。デスクワークの悩みに多い足の疲労感をはじめ、むくみや痛みなどにも繋がります。

前屈みになって腰や目が疲れる

上記のように腰よりも膝が低くなることにより、骨盤が後ろに倒れるため、腰や背骨が丸まって前屈みの姿勢に。本来、骨盤が立ち、腰に自然なS字カーブができている状態が好ましく、丸まった状態では腰に大きな負担がかかります。

また、前屈みになって顔がディスプレイに近づくことで、目の疲れが引き起こることも。さらに、肩も丸まってしまうので、肩こりに悩まされる可能性もあります。

チェアの足つきの悪さを改善するフットレストとは？

足つきの悪いチェアは、足の疲労感や腰痛などのさまざまなデメリットをもたらすことがわかりました。それを改善する「フットレスト」とは、座った状態で足を乗せる台のこと。フット（foot＝足）、レスト（rest＝休息）という名の通り、足を休ませる・足の疲れを軽減させることを目的とするアイテムで、椅子やワークチェアの前に置いて使用します。

フットレストの魅力・メリット

ここからは、フットレストの魅力・メリットを具体的に紹介していきます。

足の疲労を軽減できる

足つきの悪いチェアは疲れると紹介しましたが、疲れにくいチェアは、椅子に深く座ってもかかとが浮かない程度の高さだといわれています。足つきの悪いチェアにフットレストを組み合わせると足裏全体をしっかり付けられるようになるので、太ももの裏が圧迫されることがなくなり、足の疲労を抑えられます。

座り方を改善し、腰や目の疲れ対策になる

足つきの悪いチェアにフットレストを組み合わせると、太ももを水平にして椅子に深く座れるので、骨盤が立ち、腰に自然なS字カーブができた状態に。腰や背中にかかる負担を抑えられます。また、前屈みにもならなくなるので、顔とディスプレイの距離が遠くなり、目の疲れを軽減できるでしょう。

安価で購入できる

フットレストは素材や機能によって価格がピンキリですが、最も一般的なものが3,500〜5,000円程度で購入できます。チェアを買い換えるのに比べると安価で、購入しやすいアイテムです。

折りたたみ・持ち運びできるものもある

中にはコンパクトに収納できるものもあり、持ち運びに便利で、デスクだけでなく移動の乗り物の中でも活躍します。プラスチックなどの硬い素材で足が折りたためるもの、空気を入れて使うものなど、その種類も豊富です。

チェアで足つきが悪いならフットレストがおすすめ

チェアの足つきの悪さを改善できる「フットレスト」について紹介しました。仕事やデスク作業で長時間座っているチェアの足つきが悪いと感じているなら、そのままではつらい疲労感や腰痛が引き起こされる可能性があります。

しかし、フットレストを使って足つきがよくなることで、座り方も改善され、デスクワークで起きやすい腰痛や足の疲労などの悩みを予防できるかもしれません。チェアを買い換える前に、ぜひ一度フットレストの購入を検討してみてはいかがでしょうか。