自宅で仕事をしているけれど、思ったように作業が進まないことや、肩や腰が痛くてなかなか集中できないことにお悩みの方も多いのではないでしょうか？この記事では、在宅勤務のデスクや椅子周りを快適にするための工夫や、役立つアイテムをご紹介します。長時間デスクに向かう方には役立つ内容となっておりますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

この記事を読むための時間：3分

作業効率とデスク・椅子周りの環境は関係ある？

在宅勤務での作業効率を上げるためには、物理的に作業しやすい環境を整えることがとても大切です。デスクや椅子周りの環境が悪いと、姿勢の歪みから健康を害してしまったり、首や肩、腰へ疲労が蓄積してしまったりして、なかなか集中力が維持できません。

 

仕事に集中できない原因が作業環境にあるのであれば、ほんの少しの工夫でかなり作業がはかどるかもしれません。作業環境を整えるための手間や費用は、必要なものと捉えてできるだけ惜しまず、思い切って居心地の良い空間に変えてみましょう。

在宅勤務のデスク・椅子周りを快適にするための工夫

ここでは在宅勤務のデスクや椅子周りを快適にするための工夫をご紹介します。

作業場所はどこにすべき？

作業場所は、オンオフの切り替えがしやすいように、できるだけ生活環境から離れた場所に構えましょう。家族構成や家族との距離感などにもよりますが、お互いが近くで過ごすことによって、集中しているときに声を掛けられたり、子供の声で集中できなかったりなど、仕事に支障をきたしてしまうケースもあります。

 

お互いが気持ちよく過ごすためにも、在宅勤務で仕事をする場合には、ある程度独立した環境を用意することをおすすめします。

こまめな掃除が大切

集中力を持続させるためにも、デスク周りをきれいに保っておくことは重要です。とはいえ、文房具や書類など、作業中にすぐに使うものは、どうしても散らばってしまうものですよね。引き出しなどの簡単な収納が付属している場合は良いですが、シンプルなデスクの構造である場合には、机上に置くことができるペン立てや小物入れなどを活用し、スッキリと見せるように工夫しましょう。

 

仕事前に掃除をしなくても、さっと作業に取り掛かれるように、仕事が終わったら必ずデスクの上を掃除して、リセットする習慣をつけるのもおすすめですよ。

デスクと椅子の高さは合っている？

デスクや椅子の高さが合っていないと、肩こりや緊張型頭痛、血行不良などのトラブルが起きてしまいます。デスクや椅子に必要な高さは、個人の身長によって異なります。

 

椅子を選ぶ際には、足裏全体が床につき、かかとにしっかりと体重を乗せられることや、座面と比較し、膝の位置が平行またはわずかに高い状態であることが大切です。また机の高さは60センチから72センチ程度が目安です。上腕を垂直に下ろしてデスクに手を置いたときに、肘が90度程度に開き、キーボードに自然に手が届く高さが理想的だと言われています。

作業空間を仕切る

集中して作業できる場所がある場合は問題ありませんが、外部からの刺激によって集中力が途切れてしまうと感じる場合には、思い切って作業空間を仕切ってみましょう。組み立て式のパーテーションや、防音ブース、簡易な衝立など、さまざまなタイプの仕切りが販売されているので、空間を仕切りたい理由や間取り、予算に合わせて選んでみてください。

デスク・椅子周りで役立つアイテム

ここでは、デスクや椅子周りで役立つアイテムをご紹介します。

バランスボール

在宅勤務で硬い椅子に1日中座っていると、腰やお尻が痛くなってしまうことがありますよね。そんなときにはバランスボールに座って作業してみると、ストレスが軽減される場合があります。体幹を鍛えることもできるので一石二鳥ですね。

 

バランスボールにおしゃれな素材の布やファブリック素材のカバーをつけると、インテリアの役割も果たしてくれて、おしゃれな雰囲気を演出してくれますよ。

フットレスト

長時間椅子に座って作業していると、足の疲れやむくみが気になる方も多いのではないでしょうか。そのようなときにフットレストをデスク下に置いておけば、疲れた足を乗せて休ませることができます。また正しい着座姿勢を保持してくれるので、全身の疲労軽減にもつながりますよ。

低反発クッション

床に座って作業することが多い方は、低反発クッションを活用してみましょう。低反発クッションは弾力性や柔軟性に優れているため、床での長時間作業に向いています。ゲル状のものやビーズタイプのもの、形状もさまざまな種類が販売されているので、好みのものを見つけてみてください。

キャスター付きキッチンワゴン

引き出しやキャビネットが付属していないシンプルなデスクでも、キッチンワゴンを使用することで収納の悩みが解消できます。デスクに物が散乱していると集中力が途切れてしまうので、書類や文房具、仕事の合間に飲むお茶や軽食は、ワゴンに置いておきましょう。キャスター付きであれば簡単に移動ができるので、掃除のときにも困りませんよ。

まとめ

いかがでしたか。在宅勤務の作業環境をひと工夫して、居心地の良い空間にすれば、集中力の維持につながり仕事がどんどんはかどるかもしれませんよ。今回ご紹介したアイデアやおすすめアイテムを活用して、ぜひお仕事の効率化に役立ててくださいね。