デスクワークを行う人の中には、腰痛に悩む方が多くいらっしゃいます。あまりの痛みに、仕事に支障が出てしまったり、辛い思いをしている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、デスクワークで腰痛が起こりやすくなる原因や、ぜひ取り組んでいただきたい腰痛対策についてご紹介します。

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デスクワークで腰痛が起こりやすくなる原因は？

デスクワークを行なっていると腰痛が起こりやすい原因としては、いったいどういったものがあげられるのでしょうか。自分が当てはまっているものがないかどうか、チェックしてみてください。

姿勢の悪い状態が続いている

まず姿勢の悪い状態を長時間続けていることがあげられます。本来は、体の衝撃を吸収し、全体のバランスをサポートするため適度に湾曲している腰椎が、悪い姿勢を続けることでバランスを崩してしまいます。バランスの崩れた腰椎には大きな負担がかかってしまい、椎間板へのダメージが増えた結果、腰痛が発生するのです。

 

背中を丸めた猫背の状態、脚を組んだ状態、肘や頬杖をついた状態、首を前に突き出した状態、机の下にお尻がもぐり込んだ状態などは、腰痛を悪化させやすい姿勢であるため、注意が必要です。

長時間座りっぱなしでいる

たとえ良い姿勢であったとしても、腰痛を引き起こしてしまうことがあります。なぜなら、デスクワークは、どうしても長時間座りっぱなしになってしまうからです。そもそも、私たちの体は、体を動かすよりも同じ姿勢を長時間続ける方が疲れやすいという特徴があります。

 

デスクワークを行なっている間には、長時間座りっぱなしの時間が増え、腰回りの筋肉に疲労がたまりがちです。また、筋肉を長時間動かさないでいると、血行が悪くなり、さらに腰痛を引き起こしやすくなるため注意が必要です。

明日から取り組みたい腰痛対策！

ここでは、辛い腰痛を改善し予防するための対策方法についてご紹介します。

正しい座り方で過ごす

まずは、正しい座り方をマスターすることが大切です。椅子に座る際には、しっかりと座面の奥にお尻をつけて、深く座るようにしてください。そうすることで、安定性を高め腰への負担を軽減できるというだけでなく、猫背になりにくい状態を保てます。

 

また、背中を伸ばそうと意識してしまうと、逆に不要な力が入って疲れてしまう可能性があります。背筋を伸ばすというよりは、骨盤を立てて座るよう意識することで、自然に背筋を伸ばせるはずです。

アイテムを活用する

つらい腰痛に悩まされている方は、クッションやサポーターなどのアイテムを活用してみてはいかがでしょうか。ここでは、ぜひ活用したい便利なアイテムをご紹介します。

クッション

正しい姿勢を補助してくれるクッションを椅子に取り付けることで、腰痛を改善できる可能性が高まります。座り心地のよい、低反発素材のものを選んでみましょう。

サポーター

腰への負担を軽減するためには、腰痛サポーターを使うのもおすすめです。クッションとは違い、服の下からも装着できるため、できるだけ目立たないようなものを使用したいという方にもぴったりです。サポーターを選ぶ際には、メッシュ素材で蒸れにくいものを選んでみてください。

フットレスト

さらに、足裏が地面にきちんとついていない場合には、フットレストを使用するのがよいでしょう。足裏をしっかりと地面に着地させることで、太ももや腰の血流を改善できます。また、足裏でしっかりと体を支えられることから、腰や肩などへの負担が軽減できるというメリットもあります。

まとめ

今回は、デスクワークにおける腰痛対策についてご紹介しました。長時間座りっぱなしのデスクワークでは、いかに正しい姿勢を保てるかどうかが、腰痛改善への重要なポイントとなります。クッションやサポーター、フットレストなどのアイテムを上手に活用しながら腰痛改善に取り組んでいきましょう。