長時間のデスクワークが原因の肩こりや腰痛、疲労感などに悩まされている方は少なくありません。痛みやだるさが続くと、仕事に集中できなくなって作業効率が悪くなるだけでなく、体調不良へとつながってしまう可能性があり注意が必要です。そこで今回は、デスクワークでの疲労を軽減するための方法をご紹介します。

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デスクワークで疲労がたまりやすいのはなぜ？

まず、デスクワークで疲労がたまりやすいとされている原因についてみていきましょう。

長時間同じ姿勢を続けるため

デスクワークでは、基本的に長時間同じ姿勢を続けることになります。特に、肩や腰、太もも、背中などの筋肉が緊張状態を続けることで、血行不良になりやすくなります。血の巡りが悪くなると、ハリやこり、疲労感へとつながってしまうのです。

デスクワークでは、目を酷使するため

デスクワークでは、PC作業が主な作業となるため、目を酷使します。近くの物を凝視し続けると、目の周りの筋肉が疲労し、疲れや頭痛を引き起こしてしまいます。また、PCの画面を長時間にわたって見続けていると、不安感や倦怠感、手足のしびれなどを引き起こすVDT症候群を発症してしまう可能性もあり注意が必要です。

デスクワークの疲労軽減にはフットレストがおすすめ！

デスクワークの疲労を軽減するためには、フットレストという足を置く台を活用するのがおすすめです。ここでは、フットレストの使い方や選び方をご紹介します。

フットレストで疲労軽減できる理由

デスクワーク時にフットレストを使用すると、地面にしっかりと足裏をつけた状態をキープすることができます。そうすることで、太ももやお尻が圧迫されることなく、血流をスムーズに保てるでしょう。

 

また、フットレストを活用することで、必然的にパソコンとの間に適度な距離が生じ、眼精疲労の予防にもつながります。さらに、足の位置を固定することで、背もたれに背中をつけて背筋を伸ばした状態を保ちやすくなるというメリットもあります。

フットレストの選び方

フットレストには、さまざまな種類があります。たとえば、デスクワークで活用する場合には、デスク下に固定して使用する据え置きタイプがおすすめです。また、収納機能付きのフットレストを選べば、デスク周りの整理整頓にも役立ちます。

 

また、冷え性の方には、あったか機能付きのフットレストがおすすめです。パソコンやタブレットに繋げるだけで、足元を温めることができるため、特に女性の方から高い人気を得ています。

そのほかの疲労を軽減するための方法

ここでは、デスクワークにおける疲労を軽減するためのさまざまな方法についてご紹介します。

モニター対策を行う

眼精疲労を軽減するためには、モニター対策を行うのがおすすめです。まずは、モニターとの距離が40cmになるように調節してください。また、モニターの中心に視線、もしくは鼻の位置がくるような高さに調節します。モニターが視線よりも高い位置にあると、目が疲れたり乾きやすくなったりするため注意してください。

 

また、モニターの明るさと周囲の明るさに差がありすぎる場合にも、眼精疲労を引き起こしてしまいます。照明に照らされた白紙の明るさと、モニターの明るさが同程度に見えるくらいに調節してみましょう。

適度なストレッチや運動を取り入れる

疲労軽減のため、基本的には1時間のデスクワークに対して、10分から15分程度の休憩をとるように心がけましょう。休憩中には、立ち上がって歩いたり、軽いストレッチを行ったりして、血行を促進するのがポイントです。

まとめ

今回は、デスクワークでの疲労を軽減する方法についてご紹介しました。長時間のパソコン作業が多いデスクワークでは、目や肩、腰、下半身に負担がかかりやすくなっています。フットレストを使用したり、モニターを調節したりして、疲労の改善に努めましょう。